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マレーシア・ラブアン島開発計画
ラブアン島(面積96k㎡)はボルネオ島の沖9kmに浮かぶ小島であるが、近年、沿岸から天然ガスが発掘され、それに関連した石油化学工業などが立地して開発への指向が高まっている。 本計画は、こうした背景を踏まえ、西暦2000年に目標をおいた島全体の総合的な将来像を描き出し、開発プロジェクトを調整することを目的としている。各分野の開発計画が、人口や労働力の将来予測、及びそれに伴うインフラストラクチュアや施設整備の要求水準に基づいて立案された。 計画にあたっては、農業や住居の適地解析、人口構造の将来予測(コーホートサバイバル法)交流量の分析にコンピューターによる分析を援用した。 そして、さらに詳細な計画やアーバンデザインコントロールを必要とする地区を呈示した。