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  • 佐用分譲別荘

    現在、兵庫県の西部の山間部に整備が進められている高原リゾートの一角に、戸建別荘として計画され、既に21棟が建殺されている。 階数と規模によって8種類のバリエーションがあるが、どのタイプも外観は片流れ屋根と箱状の簡素な形態にまとめている。空間構成も共通しており、デッキテラスに対し諸室がL型に囲むような平面形をとることを基本とした。 比較的密度の高い建物配色の要求に対して、既に決定されていた敷地割を前提に、眺望と同時に落ち甘きのある戸外生活の場を確保し、また各棟間の適度なプライバシーが保持されるよう留意した。 内部は高い吹抜と暖炉をもつゆったりとしたリビングスペースと、2つの荘室がある。そして、浴室には十分な眺望が取り込まれている。