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千里国際学園
千里国際学園は、600人の外国人子弟と帰国子女が同じキヤンパスで生活を共にするユニ一クな教育を目指す新国際学校てある。 敷地は千里ニュ一タウンの北端に隣接し、箕面の山並を遠望する北斜面である。学校としては狭い敷地に、100%を越える容積て施設が計画され、1種住専の高き制限もあって平面上は中庭型の配置となった。 体育館、プール、ホール、食堂等,コミュニティ利用が予想される施設を接地階に設け、利用者の便宜を図っている。これら大スパン空間の上に教室を配置するため、盤構造、中空スラプを含むRC造を採用した。5本の主動線の各交点は、ゾーン間の接点として、視線、形態等に独自性をもたせている。学校にありがちな単調なファサードにならないよう、各面を内部の機能や環境に呼応させている。 正面の大曲面壁は訪れる者を柔らかく迎え、東側の波うつ屋根線は、もとの地形が小高い丘であったことを象徴している。