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女子聖学院礼拝堂・講堂棟
この建物は礼拝堂であり、講堂でもある800席のホール空間と図書室、教員室、事務室の複会した建築であり、学院のシンポルとなり、かつ地域のランドマークとなる位置づけをされている。 祈りの空間としてのシンポリズムの造形を空間の垂直性と求心性とに求め、講壇上部の17.5m高さに吹き抜ける空間、壁側面の襞、縦長な柱による構成、ステップ状の高まりをもった同心円的な屋根構成等によってそれらを表現した。 またトップライト等の手法で、彩色された自然光を取り入れ、微妙な光の変化に伴う空間演出を図った。 建物の外観に凸形や三角形の形態を多用し、シンポル性を強調した。