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dima
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広島駅前大橋計画
駅前大橋の景観構成の一つの課題は、駅舎より広場へ出た時に橋がどう見えるかということである。そこで、それ自体広場ともいえる橋の中央に、高さ水面上30mの構造柱である白い塔を配した。この塔は平和都市広島の理想とする未来を指し示すように南西に向かって天に伸び、広島の玄関口にふさわしい平和と希望のシンポルとなる。 夜間には塔の先端からレーザービームが上空に投射される。塔の先端からは橋全体に斜張線が広がり覆い、これによって川の上、下流から眺めたときは透明なピラミッドのように見える形態を備えている。 橋の福は約60mであるが、これを対抗する車道と歩道とにはっきりと分け、中央に二筋、両脇に一筋ずつのスリットを配して、暗くなりがちな橋の下の空間に天空光を入れることを考えた。 手指、照明、舗装などには建築装節的な、単純だが豊かなディテールを用いて、親しみのある表情をもたせた。