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横浜市金沢海の公園
横浜市金沢海の公園は、埋立地の贈背によって失われた自然の海岸線を再生し、市民と海との深い関わりを取り戻す海辺レクリエーション公園として長年にわたって構想が練られてきた。 公園づくりは、変化のある美しい海岸線の創造、潮干狩りのできる人口砂浜の養浜、白砂青松の浜の再生、ヨットや釣りの楽しめる海面の確保、魅力的な海浜レクリエーション施設の整備などを主要なテーマとしている。 埋立てによる園地は、周辺の景観的な焦点を公園内部に引き込み、更に変化のある場をつくりだすよう、自然の海岸の基本的な3つの造形要素である「砂浜」「みさき」「島」によって「内海」を取り囲む構成をとり、造成が進められてきた。 今回の基本計画では、これらの基本的な骨格をもとに、7つのゾーンの性格づけを行い、様々な場と施設の具体的なイメージを肉付けして公園の整備、運営の方法を検討した。 計画内容の主要なものは入り江を利用し、港の雰囲気を醸し出すマリタイムミュージアム、なだらかな芝生の大斜面、ヨットの浮かぶラグーンを囲む野外ステージやジャブジャブ池、ボートをもったみさきのプロムナード等である。