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  • 聖イグナチオ教会

    本プロジェクトは上智大学とも深い関係の聖イグナチオ教会の老朽化にともなう建て替え計画として、AURによってつくられた設計競技案である。 対象は主聖堂、中聖堂、小聖堂、納骨堂からなる祈りの空間、テレジアホール、大・中ホール、集会室他信者のコミュニティの場となる空間と、レンタルオフィスの大きく3つによって構成されている。 教会は普遍性をもつと同時に日本の文化や精神性を継承し育むものである。カトリック教会が常に持ってきた”天に向かい憧れ、地上にあまねく広がる姿”と、折り鶴のような直載さという日本的属性が垂直性と水平性を兼ね備えたおおらかなプロファイルのメタファーとして聖堂のデザインに結実している。