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dima
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遠藤邸(浦賀の家)
敷地は浦賀ドックを取り囲むように並び立つ岡野来た斜面にある。周囲の家が一般的に採用している東西軸に平行な配置とすると、南側の狭い庭の前面に、前の家の北壁面がそそり立つことになる。そこで家の南側のファサードを45度東に振り、視線を道路の方向にそらせ誘導することによって、心理的に道路幅員分を自分の敷地に加えるような配置とした。 日常最も太陽の欲しい居間、食堂、厨房を2階としたが、これは2階をほとんど1室空間として扱うことを構造的にも整合させることになった。(第27回神奈川県建築コンクール優秀賞、1982年)