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  • 那須友愛の森永住センター

    この建物は地元の人々の定着を図るための工芸の発展と、日常生活のアメニティを豊かにし、町としての文化性を高めて観光資源に資することを目的としてつくられた。 建物のイメージは、大きな反りをもった屋根の納屋である。暗い雰囲気を避けるため棟にトッブライトをつけて天空光を入れ、むくりをより強調する反りをガラスでデザインした。また建物の平面を紡錘形にふくらませることによって、屋根にも自然なむくりをつけ、空間的にも形態的にもゆったりとした感じを出した。 内部は、全体を包む大きな納屋空間の中に文化活動の拠点となる小さなワークショップを配した。内部空間は、直載な木による構成とモンドリアンの面構成のイメージを重ねた空間構成とした。